アトピーの治療法には・・・

アトピーの治療は、対症療法と根本治療とに分かれます。アトピーの対症療法は、最も多いアトピー性皮膚炎などでの炎症防止として、ステロイド剤やプロトピック剤の適用が主体です。

アトピー治療では、ステロイド剤やプロトピック剤を炎症や痒みの抑制にに使用します。また、対処療法として炎症部分を冷やすなどの方法もありますが、あくまで炎症を抑えストレス減少や、睡眠確保などにより体の治癒力を高めたりすることが目的となります。

アトピーの根本治療としては、アレルギー性疾患のため根治は難しいのですが幼児や子供の際の食物アレルギーなどであれば、成長とともに直りますし、体質改善により治ることもあります。成長しても自然治癒しないアトピーには、漢方薬治療などのトライが必要かもしれません。

また、アトピーには衛生仮説という原因意見があり、アトピーが発展途上国に少なく、先進国に多い」という現状から幼児の時からどろんこで遊ばせる等の治療法もあるようです。

アトピーの衛生仮説の治療法は、どろんこになることにより軽い感染症などに多くかかり、かつ腸内細菌を活性化させるということで抗原を過剰に作らせることを防ぐことにあります。ただ、今の少子化の状況では、母親はためらうかもしれません。

アトピーは遺伝するのか?

「アトピーは遺伝するか」という質問は、非常に多いものです。というのもアトピーの原因が完全には解明されておらず、なおかつアトピーの患者さんが多いためです。

現在、アトピー体質は珍しいものではなく、20〜30%の方が持っているようです。かといってアトピー患者の全員が、アトピー体質を持っていることでもありません。

したがって、「アトピーは遺伝したからアトピーになった」ということではないのでます。むしろ、遺伝より生活環境因子や、生活習慣因子による影響でアトピーが発症することが多いのです。ただ、まったく影響がないわけでもありませんが、遺伝がアトピーの発症を決めるわけではありません。

現在、アトピーの遺伝子は解明されていません。また遺伝子が解明されても遺伝子治療ができるわけではありません。アトピーと遺伝に関係がないわけではありませんが、アトピーの主因は生活環境因子、生活習慣因子となります。

遺伝のことばかり考えずに、生活環境や生活習慣を見直してアトピーの完全治療を目指して体質改善をがんばりましょう。

アトピーは、体質改善で対処が可能です。自分の生活習慣を見直して、自分の体を健康にしていくことで、アトピーを完全に治していきましょう。
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アトピーと花粉症

花粉症はご存知の通り、花粉を原因とするアレルギーです。アトピーの人は、花粉症にかかる割合が高く非常に高くなります。アトピーはアレルギーが原因とされますので、当然になりますが花粉の舞う季節にアトピーが発症する場合は、花粉アレルギーによるアトピーの可能性が高くなります。

花粉症アトピーの場合は、アトピー性皮膚炎と共に花粉症の症状が激しく現れることになります。特に、涙目、眼の充血、眼のかゆみ、鼻水、鼻づまりなどと共に眼の周りのかゆみ、鼻の下で湿疹がひどくなったりします。

花粉症の代表的なものはスギ花粉症ですが、その他のイネ科やブタ草科などでの花粉症もあり、季節には関連は無いでしょう。アトピーと花粉症が同時に起こることになりますので、大変な苦痛かと思いますが、アトピーの原因が花粉症としてひとつ確定できることになりますので、アトピーの対処が容易になります。

花粉症もアレルギーとしてなかなか直らないとも言われていますが、アトピーは成長に従って改善される場合も多いともいわれます。花粉症の季節は、アトピーと花粉症が同時に起こることになりますので他なかなかつらいものがあるでしょうが、アトピーの原因がはっきりしている場合は対処もやりやすいでしょう。

アトピーの漢方による根治療

アトピーの原因として、アレルギーがいわれていますが、漢方ではアレルギーもその他の疾病も、体の冷えを解消するために体の自然治癒力が起こす現象とされています。

漢方では体の冷えと炎症が、陰と陽に区分されています。特に内臓など体内の冷えが諸症状の原因とされています。アトピーもそれらの体内の冷えであり、それを体の自然治癒力が、体の表面に熱を発生させるということで炎症を発生させているとしています。

アトピーについても同様に内臓などの体内の冷えによるものとしています。体の冷えによって冷えてしまった血液や水分は、代謝が十分にできずに汚れているとされており、その血液が表面に出てくることによって、炎症などの症状が起きる、これがアトピーになるとしています。

従って、対症療法のステロイドなどでは、体の表面の熱を取るだけで体の冷えを直すことはできず、さらにステロイドなどは体の内面を冷やす効果があるため、かえって悪化するということになります。アトピーの根治療としては体の冷えを直すこととしています。

漢方薬・食事療法の適用で体の中での冷えを治すことが、アトピーの根治療であると漢方で結論つけています。体質改善で自然治癒力を持ってアトピーを治す考え方は理にかなっていますので、漢方による根治療も試してみるべきでしょう。

アトピー対策として

アトピーの原因としては、最近まではアレルギーが主因であると言われていましたが、現在はアレルギーのみではなく環境要因も大きいものであることがわかってきています。

アトピー性皮膚炎の対策としては、現在まで対症療法としての「ステロイド剤」「プロトピック軟膏」の使用が中心でした。ステロイド剤は、免疫反応を抑制し症状を和らげる効果が高い薬剤といわれています。

しかし、ステロイド剤などは、あくまで対症療法であり、アトピーの原因を取り除くものではないため、ステロイドやプロトピックの使用をやめると、アトピーのリバウンドが起こるとも言われています。

また、アトピーの対策としては、洗濯用も含め洗剤の変更や水道水の使用の停止(浄水器の使用や購入水の使用)、温泉療法など各種の対策があります。しかしアトピーは、全てが同じ原因であるとは言えず、それぞれにおいての対策も必要となります。

各種の民間療法や薬対策もありますが、それぞれが自分のアトピーに効くか否かはわからないのが現状です。主に環境要因として言われている、ダニやハウスダスト、水道水中の塩素などへの対策を試して、症状の観察を続けてそれから薬などの対策を行うべきでしょう。

アトピーは、現在原因がわかりません。やたらの情報によっての対策でかえって症状を悪化させないよう注意しましょう。

アトピーと乾燥肌

アトピー性皮膚炎は、乾燥肌の症状となります。アトピー性皮膚炎が乾燥肌となるのは、アトピーが皮膚のバリア機能の低下という性質があるために、皮膚が乾燥肌の症状を示すといわれてます。

皮膚のバリア機能は、表皮のセラミド(皮脂成分)と汗や水分が天然に混ざり合い、天然の最高の皮脂バリア成分ができます。アトピーではセラミドが減少し、天然の皮脂層ができなくなることで、かさかさの肌状態となっていきます。

乾燥肌も原因は違いますが、同様の作用により、かさかさの状態になってきます。アトピーと乾燥肌は同じような症状を示しますが、大きな差としてはアトピーの痒みがありますし、特に刺激が強いとアトピーの場合は、痒みがひどくなります。

従って、アトピーの場合、通常の乾燥肌様化粧品や保湿剤ではかえって症状を悪化させることもあり得ますので注意が必要です。現在では、アトピーの原因として水などの環境の因子が言われていますので、アトピーや乾燥肌用の硬水を軟水に変化させる方法や、米ぬかからの化粧品など各種の乾燥肌対策がいわれています。

アトピーでの乾燥肌は、アレルギーの原因が特定できていれば、原因を除いた形での乾燥肌対策はとれるでしょう。症状が同じだからといって、同じ対策は厳禁です。原因を確認して対策しましょう。

アトピーと乳酸菌

アトピーは、食物や環境などに対するアレルギー反応が原因の主体です。アトピーの症状として、アレルゲンに対する過剰反応が主体であるといわれており、最近は腸内細菌が減少しているともいわれています。

腸内細菌は、善玉菌と悪玉菌がバランスよく存在することが求められています。従って、悪玉菌が増加して善玉菌の減少もアトピーの遠因ではないかとも言われています。アトピーに限らず、腸内細菌のバランスは健康にとって重要であり、特に乳酸菌の存在と数が重要になっています。

乳酸菌は、体質改善に効果があります。特に内部からの体質改善は顕著な効果ではありませんが、持続してよりよくなっていく徐々に上がる効果のため、効果の相乗効果により加速度的な改善が期待できるでしょう。腸内細菌の中で乳酸菌は、特に最近重要視されており、中でもビフィズス菌のL92は体質改善に特段の効果を持つ者のようです。

アトピーの食物アレルギーの場合は、特に乳酸菌摂取の効果が高く、食物へのアレルギー過剰反応が抑えられるため、ビフィズス菌の効果は認められています。また、ビフィズス菌の体質改善効果により大人の難治性アトピーにも効果が期待できるようです。ビフィズス菌の摂取の効果は、大人子供で全く変わりません。体質改善によるアトピーの対策試してみましょう。

アトピーのスキンケア

アトピーのスキンケアは、自分のアトピーの症状などをよく考えて行います。アトピー性皮膚炎の主な症状は、合併症を起こす前の単独症状では、炎症・乾燥肌・発疹・痒みなどが中心になります。

アトピーの特効薬ともいわれるステロイド剤やプロトピック剤は、炎症抑止効果により炎症・かゆみを抑えることで発疹も抑えることになります。しかし、ステロイド剤などには保湿効果があるものは少なく、保湿効果がある化粧品などによりスキンケアを行うことが必要でしょう。

特にアトピーの症状では、皮脂脂質である「セラミド」の成分が少なくなっていますので、保湿効果があるスキンケアは必須となります。本来、皮脂脂質と汗などが混じったものが、スキンケアに最高のバリア機能を持つものとなりますが、アトピーの場合は皮脂脂質の「セラミド」が減少してきますので、スキンケアに最高なバリヤが少なくなりますので補充が必要です。

アトピーは、皮膚の発疹・炎症が中心ですから保湿を行うことと、痒みがひどい場合は冷やすなどの方法もかなり有効です。治療とともにスキンケアを適切に行うことが大切です。

アトピーのスキンケアは、保湿に気をつけてなおかつアトピーの原因物質に注意をしてスキンケアを行いましょう。

アトピーと黄砂の意外な関係

春に襲来する中国からの黄砂の量や回数が、増えてきています。黄砂とは、その名の通り中国北西部の黄土地帯やゴビ砂漠・タクラマカン砂漠などの非常に細かい黄色い砂が、上昇気流やジェット気流により日本などの他の地域へ飛散・拡散するものです。

2002年などは最大級の飛散が確認されており、仙台では視界が5kmまで落ちたようです。この黄砂は、砂の微粒子が飛散したものでアルカリ性の砂の粒子です。

アトピーの人には、黄砂がアルカリ性であることから毛穴を開かせる効果があることと肌を乾燥させることで、皮膚のバリア機能を低下させることになります。皮膚のバリア機能は、セラミドといわれる皮膚脂質が減少することで、バリア機能が低下してしまいます。

黄砂はアルカリ性であり、肌がアルカリ性になると、アトピー患者はもともと皮膚のバリア機能が落ちていることもあり、黄砂の影響によりアトピーの症状がひどくなることが考えられます。

黄砂は、春の現象でアトピーの人は、春の季節はアトピーと花粉症と黄砂と重なる季節で、非常につらい季節となります。アトピーと黄砂の関係は、最近注目されており新たな対策を考える必要があるようです。春は、長い冬の終わりを告げ入学や就職の新たなステップの季節ですが、アトピーの人にはつらい季節ですね。

犬にもアトピーがある

人間がアトピーで苦しむように、犬もアトピーを発症している報告が多く挙げられています。犬のアトピーはT〜最程度で発症するようで、非常に痒がることが特徴で、慢性化してしまうと象の皮のように厚くなってしまいます。

犬のアトピーの発症場所は、足の曲がったところ、顔、首から胸、足の指の間、それから耳(外耳炎)が多いようです。よく見ると人間と同じ場所ですね。犬のアトピーの場合のアレルゲンは、ほとんどがダニであるといわれています。犬のアトピーの場合も人間と同じです。犬の皮膚は、人間と比べると非常に薄いため、スキンケアが非常に大切になります。

犬にアトピーが出た場合のスキンケアは、その犬に合ったシャンプーを使ったシャンプーを週に1回程度行うことと、主たる原因のダニを減らしてやることが重要になります。また、犬のアトピーの場合は最初は季節性がありますが、慢性化してくるとT年中発症するということになります。

犬のアトピーも人間と同じように、スキンケアで症状を抑えておいて最小限の薬で治療を行うことが、よりよい対応といえます。犬もアトピーを発症するということは、人間と同じように体内のバランスが崩れてきているのでしょうか。かなり心配なところです。